一般事務
一般事務の中途採用試験では社会人としてのビジネスマナーやコミュニケーション力など
はもちろん、パソコンに対するスキルもチェックされます。
一般事務の仕事は範囲が広く、企業単位での違いが大きいため専門職にくらべると
実力を推し量りにくいという側面があります。
アピールする際にはOAソフトやその習熟度、作成した書類の種類などを具体的に挙げられるようにしておきます。
技術面ではマイクロソフトのビジネスソフト、特にエクセル、ワードの習熟度について聞かれることが多いため、あらかじめ「どんな仕事で、どういった機能を使ったか」を頭の中で整理しておくことが重要です。
今や使えて当たり前、と言われるソフトなだけに他の応募者との差別化をはかるためにも
具体性のある説明を行います。
パワーポイントやアクセスなど他のビジネスソフトを使用した経験がある場合も業務内容と
目的を簡潔に説明してプラスアルファの強みを人事担当者に伝えましょう。
社会人としての基礎的な能力は立ち振る舞いや敬語の使い方にも如実に現れます。
席についても腕組み、脚組み、肘掛け椅子に肘をつくなどまるで重役のような座り方は厳禁です。
「恐れ入りますが」「拝見しました」「よろしいでしょうか」などの面接時によく使われる言葉は
意識しなくても使えるように練習しておくべきです。
一般事務の要点は「ビジネスマナーと人間関係を築く能力、事務処理の適正をいかにアピールするか」だと言えます。
履歴書や職務経歴書などの応募書類作成時はもちろん、面接試験時にも上記の点をふまえた対応を心がけたいものです。